自動売買を行うためにはmeta trader 4の基本的な操作を
覚える必要があります。
操作方法詳細はアルパリジャパンなど各FX会社のホームページに
記載されておりますが、ちょっとページ数も多くなってきますので、
(一応リンク:http://www.alpari.jp/system/mt4/howtomt4/)
今回、必要最小限の操作方法を記載しておきます。
- チャートの表示方法
- インジケーターの表示方法
- 手動での注文及び決済方法
- EA(自動売買プログラム)の稼動方法(重要)
1.チャートの表示方法
デフォルト(初期状態)で、4つ程チャートが出ており、
このままでは見づらいかと思いますので、チャート右上の×ボタンでチャートを消去します。
好きな通貨ペアのチャートを出すためには、画面左上の”+”のマークをクリックするか
気配値表示ボックスの中の通過ペアを、『右クリック』→『チャートを表示をクリック』すれば
新しい通貨ペアのチャートを表示させることができます。
今回、USD/JPYの通貨ペアを表示させてみます。
このようにUSD/JPYのチャートが出るかと思いますので、まずは右上の”□”ボタンで
チャートを大きくしましょう。
ここからはチャートを見やすくお好みでカスタマイズします。
画面上の3つのバーのアイコンは、左からそれぞれ
『バーチャート』『ローソク足』『ライン』の順に並んでいます。
真ん中の『ローソク足』が一番慣れ親しんだ形のチャートかと思いますので、
今回『ローソク足』を選択してみます。
すると、チャートが『ローソク足』に・・・変わりません。(笑)
チャートが縮小されすぎていると、バーチャートのまま表示されてしまいますので、
今度はそのすぐ右側にある虫眼鏡プラスのアイコンを3回ほどクリックしましょう。
さすれば、ローソク足のチャートが表示されるかと思います。
最後に、時間足の設定を行います。
ローソク足表示アイコンのすぐ下にH1やD1などのアイコンがあるので、
時間足を選択しましょう。
・M1⇒分足
・M5⇒5分足
・M15⇒15分足
・M30⇒30分足
・H1⇒時間足
・H4⇒4時間足
・D1⇒日足
・W1⇒週足
・MN⇒月足
となります。
チャートの基本的なカスタマイズ方法はこんな感じです。
次は、チャートに移動平均線やボリンジャーバンドなどの
インジケーターを表示させてみましょう。
2.インジケーターの表示方法
次は画面左下のボックスの『罫線分析ツール』の頭の”+”ボタンをクリックします。
すると、mt4に標準装備されている罫線分析ツールがズラズラっと表示されますので、
この中から表示させたいインジケーターを選択し、クリックしたままチャートの上まで
マウスを持っていき、クリックを離します。今回は、『ボリンジャーバンド』で試してみます。
『ボリンジャーバンド』のパラメーターの設定値が表示されます。
この画面はインジケーターによって変わってきます。
上の例でいくと、
期間:統計をとるローソク足の数(初期状態では20で設定)
表示移動:チャートを右にスライド(初期状態では0で設定)
偏差:表示するσの設定(初期状態ではσ2)
適用価格:統計をとる値、始値や終値など。(初期状態では終値)
スタイル:表示する線の色や太さを選択
今回そのままOKボタンを押してみます。
このようにσ2のボリンジャーバンドが表示されます。
チャートのインジケーター上で右クリックをすれば、『分析ツールの削除』ができますので、
パラメーターを好きにいじってみたり、別のインジケーターを表示させたりしてみましょう。
次は、すぐにトレードしたい場合やすぐに決済したい場合に使える
手動での注文及び決済方法です。
3.手動での注文及び決済方法
画面左上に新規注文のボタンがあるので、ここから新規注文を行えます。
下図のような発注画面が出てきます。
こちらで、トレードしたい通貨ペアの選択や取引数量、ストップロスと利益確定値、注文方法、
等を選択することができます。
注文方法を選択できたら、執行してみましょう。
成行注文の場合は、画面下の『成行売り』、『成行買い』を選択します。
注文が確定できたら、画面左下の取引のタブを開きます。
現在もっているポジションが表示されますので、決済注文をしたい場合は、
右クリックでできます。
最後にもっとも重要な自動売買の稼動方法を案内します。
4.EA(自動売買プログラム)の稼動方法
画面左下のボックスの罫線分析ツールの下にある『エキスパートアドバイザー』の
”+”ボタンをクリックします。
こちらがmt4に標準装備されているEAになります。
インジケーターのときと同様に使いたいEAをクリックしてチャートにドロップします。
このような設定画面がでますので、まず全般のタブをクリックします。
自動売買を許可するのチェックボックスにチェックを入れ、OKをクリックします。
すると、チャート右上に選択したEAの名称が表示されます。
MACD Sample×と出ている場合は現在稼動していない状態です。
最後に、画面上の自動売買と書かれたアイコンをクリックすると、
停止□マークが再生マークに変わり、MACD Sampleの右にスマイルマークが表示されます。
この状態で、自動売買プログラムが稼動しています。
後はPCをつけっぱなしにしておけば、mt4が勝手に売買を行ってくれるというわけですね。
非常に簡単です。(笑)
次はEAが実際にどれくらい儲かるのか。バックテストをする方法を御案内します。
このバックテストでEAの評価ができますので、非常に重要な部分になってきます。
リスクを抑え安定的に利益を出すため、入念に事前検証を行いましょう。
バックテストの方法を学ぶ場合は
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