2014年7月22日火曜日

USBテザリングを試してみた。(テザリングとは?)

メインのPCが大容量ファイルをダウンロード中なので
先日手に入れたLinuxからの執筆です。
今回もFXからかなり逸脱するので、完全に暇つぶしとしてお楽しみください。

「そして、実は、ウチの回線、WiMAXなんです...。」

WiMAXは唯一、速度制限のない無線の回線ですが、
私の自宅周辺の環境では、調子がいいときで下り1.6Mbpsくらいとかなりの遅め。
機嫌が悪いときはインターネットにつないでくれません。
ウザギとカメの短所を合わせたようなのろさです。

ルータを持ち運びできるってことで重宝してますが、
大きめのファイルダウンロードしてみたらホントに何もできない(笑)


そこで試してみました、USBテザリング!!


1、テザリングとはなんですか
念のため、テザリングとは何か、超基本的なことを説明しておきます。
知ってたら飛ばしてくださいね☆Let's 図解♪(ノリw


























自宅周辺に携帯会社が建てたと思われる電波塔のようなものを見たことがありませんか?
実はあの塔から、電話をするときや携帯でインターネットをみるときに使う電波が
飛んでいたのです!!!(なんということでしょう!)

この電波の名称は、LTEとか3Gとか言われ、主に3Gは電話用、LTEはインターネット用に
使われています。お手元の携帯電話は、この電波を受信し、利用することができます。

そういえば最近Wi-Fiという言葉もよく聞くようになりましたね。
LTEや3G回線はお近くの電波塔からご自宅に届くくらい広範囲に飛ぶ電波ですが
(大体、数百メートルから数キロメートル)、Wi-Fiは頑張って100m、
通常は障害物があるので10m〜20mくらいしか届かない電波です。

テザリングとは、スマートフォンがキャッチしたLTEや3G回線を
更にWi-Fi電波にして、PCをインターネットに繋げられるようにすることを言います。

そして、今度はスマートフォンとPCをUSBケーブルで繋いでみましょう。
LTEや3G回線の電波をキャッチして、Wi-FiではなくUSBを通して
PCをインターネットに繋げられるようにしたのが、USBテザリングです。


2、USBテザリングとWi-Fiテザリングの速度測定
基本的には、無線(Wi-Fi)接続よりも、有線(USB)接続の方が通信の速度が上がります。
今回は、愛着あるLinuxのPCとdocomoのXPERIAを利用して、速度測定をしてみました。

Wi-Fiテザリング:下り8.044Mbps
USBテザリング:下り9.47Mbps

おお〜、WiMAXよりも圧倒的にスピード出てますね(何っ
やはり、USBテザリングの方が、回線速度は出ております。

USBテザリングであれば、スマホの充電もしながらテザリングできるので、
バッテリーを気にせず使えるというメリットもあります。



3、USBテザリングをする方法
USBテザリングをする方法は、かなりシンプル
1)PCとスマホをUSBケーブルで繋ぐ
2)スマホでUSBテザリングのチェックをON
 (設定→その他の設定→テザリング→USBテザリング)※XPERIAの場合

これだけです。

最近のWindowsやLinuxであれば、USBケーブルをつなぐだけで
PCもスマホもお互いを認識してくれます。世の中便利になりましたね。

Wi-FiテザリングであればUSBケーブルは必要ありません。

iPhoneやmacは試してませんが、大体対応しているようです。

注意点は、USBケーブルがデータ通信に対応しているものでないと、
USBテザリングできなくなります。

USBケーブルには、
a)データ通信と充電、両方できるもの
b)充電だけできるもの
c)データ通信だけできるもの
の3つがあるので、買うときは注意しましょう。


あとそういえばauとsoftbankはテザリングオプションを契約しないと
使えないらしいですね。月500円くらいだったかと思います。


既知の情報だったかと思いますが、普段はWi-Fiテザリングしてるとか
緊急時にPCでインターネットをする必要が出てきたら、
このUSBテザリング、お試しあれ☆





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